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就職氷河期世代フリーターのなんとか仕事をしないで生きる方法を見つけるブログ

今さら何を言っても遅い

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f:id:twodclip:20171208152718j:plain 昨日のニュースの中に、旭化成の社長の「企業内の40代前半の層が薄い」という発言に戦慄を覚えたので、ブコメをしたところ、かなりの反響があり驚いています。

「40代前半の層が薄い」人手不足に危機感 旭化成社長:朝日新聞デジタル

一度新卒採用のレールを外れるともとに戻れない

就職氷河期の問題は、結局、学校を卒業する年の景気に大きく左右され、それに失敗してしまうと、二度ともとに戻れないという日本の雇用システムに問題があるということです。

僕が卒業をしたときは、数年前までバブルで人を青田買いしている状況であったのに、氷河期に突入すると急速に採用を絞りました。
また、さらに問題を深刻化させたのは、団塊ジュニア(第二次ベビーブーム)という人口のボリュームゾーンと重なってしまったことです。

初期の就職氷河期世代である僕は、高校を卒業して就職する人が、どんどん大企業に入っていったり、公務員にスムーズに入っていったことを覚えています。
僕が出た高校は、当時は進学する人がそれほど多くなく、7割くらいは就職して、残りの3割くらいが進学を目指していたり、進学していました。
高校を卒業した頃は、大学に入ればもっといいところに就職できるのになあ、進学を選択する友人も少なくて寂しかったというのもありますけど、そう思っていました。

今となっては、
それ大正解!
だと本当に思いますけどね。

景気が回復したときに、就職氷河期再チャレンジ採用をなぜしなかった

リーマンショック前、いざなぎ景気超えの景気回復時に、雇用状況が一時的に好転した時期があります。

しかし、そのときに何をしたかというと、派遣法改正による非正規労働者の増加へシフトしていっただけでした。

質よりも量で雇用を確保して、数字上の雇用環境改善を狙っただけじゃないかと思っています。

あのときに、就職氷河期再チャレンジ採用という感じで、質の採用をしていてくれれば、数字上は劇的な変化は見られないかもしれませんが、全体的な採用の質が向上していたのでは?と思ってしまいます。

しかし、国際競争力の強化のもと、とにかくコスト削減だ、国も財政危機だと叫び、安い労働力へシフトしていったのは本当に自分達さえよければいいのかと思っていたものでした。

今何をすればいいのか

上記のような発言をするのなら、就職氷河期で非正規で冷飯をずっと食べてきた連中を、今採用すべきじゃないかなと思います。
まずは、国や経営側が、就職氷河期は失策だったと素直に認めること。
その上で、キャリア採用を行う際、非正規のキャリアもキャリアとして認めた上で、新卒と同じように育てるという意識で採用する。

ここまでして、はじめて救われたと言えるのだと思いますが、現状を見ていると絶対無理でしょうね。

まず、就職氷河期でも勝ち組が存在していること、コネだろうがなんだろうが、きちんとしたレールに乗っている人からみれば、まるで生活保護はもらいすぎだと思っている人のように、なんで優遇せにゃあかんの?と思うでしょうね。

また、40代という年齢もネックになります。
あと、10年早かったらとどうしても思ってしまいます。
すでに、いろいろなところで感じていますが、30代のころはあまり感じませんでしたが、40代になると明らかに壁を感じるようになりました。

救うにしても、もう時間が経ちすぎているんです。

だからこそ、高校卒業後、大手企業に入れた人がうらやましくて仕方がありません。
もちろん、そういう人たちもみんなが順風満帆だなんて思っていません。
でも、きちんと正社員としてキャリアを積んでいけるという状況は、やはりそれを失ったものにとっては、遠い夢物語にしか見えないのです。